2022年度から渡島檜山地区の高校で開催され始めた、大学生が高校に出向く出張授業「カタリ場」。若い人たちが地方を巡り対話から生み出すきっかけは、高校生たちだけではなかった。どのような意味や効果が得られるのか。参加した大学生たちとともに考えます。

【ミニトークセッション】-EDU-
人口減少化対策の鍵を握るのは若者たちだ!道南地区で展開しはじめた「カタリ場」の授業からそのヒントを探る!?

  • 日時:10月7日(土)15:00~16:30
  • 会場:公立はこだて未来大学 C&D教室(4階)
  • 登壇者:
  • 田柳 恵美子(公立はこだて未来大学 社会連携センター教授)
    神奈川県生まれ。フリーランスで研究機関等の広報や研究評価のコンサルティングに長年携わり、2008年に北陸先端科学技術大学院大学で博士号取得(知識科学)。同年5月公立はこだて未来大学に着任。東京サテライトを経て、2011年4月に函館に赴任。専門は情報社会論、認知社会学、地域イノベーション研究。地域における起業マインド醸成の研究や実践にも携わる。本年5月、函館道南の起業活性化を議論するウェブジャーナル「DONAN.city」をリリース。7月には函館道南の高校生を対象とする2日間集中の起業体験プログラムを実施。学校教育や大学教育をめぐる大きな変化の波を感じている。
  • 江口 彰(NPO法人いきたす 代表理事、NoMaps実行委員)
    1975年旭川生まれ。北海道大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。学生時代の課外活動を実践研究するため同大学で短編映画制作や映画祭など多数のプロジェクトを創設。大学生に向けてPBLを駆使した活動を中心にキャリアに関する教育活動を手がけ、2011年より北海道で「カタリ場」の授業を開始。これまで全道各地で累計2万7千人以上の生徒に授業を届け、近年は高校の「探究の授業」の実践も展開。北海道札幌西高等学校 探究アドバイザーや、地方の高校存続などにも関わる。
  • 下沢 杏奈(一般社団法人いとのこ 代表理事)
    石川県出身、大学進学を機に函館に。大学時代に築110年の古民家を使って「わらじ荘」という学生の学び場としてシェアハウス兼イベントハウスを立ち上げる。その際、将来や未来に不安がある高校生や大学生に出会い、「一般社団法人いとのこと」いう教育団体を2021年に立ち上げる。東京では演劇団体の一員として俳優業も行う。
  • 三田地 萌絵(北海道大学教育学部 2年生)
    2003年生まれ。北海道札幌西高等学校を卒業後、2022年、北海道大学教育学部に入学。同年6月よりカタリバ北海道に参加。2023年には母校である北海道札幌西高等学校の探究の授業に伴走者として参加。
  • 丸山 千寿(公立はこだて未来大学 2年生)
    2004年函館生まれ。遺愛女子高等学校を卒業後、2022年、公立はこだて未来大学に入学。未来祭実行委員会に所属し、第22回未来祭をイベント部門で担当する。今年度は第23回未来祭とNoMapsはこだて実行委員を担当。2023年9月にカタリバ北海道に参加。
  • 定員:30名(先着順)
    ※観覧無料、申込不要