アドウェイズ Presents デジタルと共創する函館の未来:観光、ビジネス、そしてDX

本講演では、AI、DX、企業経営の最前線で活躍するトップランナーたちと、地域に根ざして教育・まちづくりに取り組むキーパーソンが一堂に会し、函館や道南地域がどのようにデジタル技術と共創し、持続可能で魅力ある未来を築いていくべきかについて、多角的に議論が展開されました。

登壇者たちはそれぞれの専門的な知見や実務経験を通じて、以下のような観点から意見を交わしました。

  • 地域とデジタル技術の接点: AIやデータ可視化を活用した市民参加型の課題解決、観光資源の高度化、教育現場における創造的な学びの実装など。
  • DXがもたらす産業と働き方の変革: 小売や教育、公共領域におけるDX導入の実例と、その成功要因、組織カルチャーやリーダーシップのあり方。
  • 共創による未来の描き方: 学術・行政・ビジネス・市民が垣根を越えて連携し、「自分ごと」として地域に関わることの重要性。

参加者にとっては、デジタル技術の単なる導入ではなく、「共創」というキーワードを軸に、函館という地域の文脈でDXをいかに有機的に展開していくか、そのヒントを得られる示唆に富んだ講演となりました。

-地域創生×ドローン- 最新事例や実例紹介

「地域創生×ドローン」をテーマに開催された本セッションでは、ドローン活用の最前線で活躍する登壇者たちが、映像制作、防災・物流支援、制度整備など多彩な切り口から最新の事例を共有しました。

空撮によって地域の魅力を引き出し、観光資源や文化を再発見する可能性や、災害時の支援、過疎地域における物流の新たなインフラとしての活用など、ドローンが地域課題の解決にどう貢献できるかが語られました。また、制度や資格制度の整備、教育による人材育成、そして地域住民との信頼関係の構築といった“共創”の視点も強調されました。

テクノロジー導入の先にある、地域との本質的な関わり方を探る議論が展開され、参加者にとってドローンの社会実装の未来像を考える貴重な時間となりました。

デジタルガレージPresents 働き方のカタチ。地方ワークやリモートワークのリアル

コロナ禍を経て社会に定着したリモートワークや、地方での多様な働き方をテーマに、「働き方のカタチ。地方ワークやリモートワークのリアル」と題したセッションが開催されました。

本セッションでは、札幌バレーに代表される地方ITの歴史を背景に、登壇者たちがそれぞれの立場から、現在進行形のワークスタイルについてリアルな実体験を共有。都市部と変わらない環境で高度な業務を遂行する姿や、地域ならではのコミュニティとの関わり、時間や空間に縛られない柔軟な働き方の実践例が語られました。また、リモートワークを支えるチームづくりや企業文化の工夫、地方に拠点を構える意義など、働く場所の多様化がもたらす可能性についても議論が広がりました。

テクノロジーとライフスタイルの融合によって、働き方そのものが進化していることを実感させる、学びの多いセッションとなりました。

-学生ワーキング- ぶっちゃけどうなん!?函館の経済界のリーダー+αが学生団体ISARIBI withの実態を探る!

セッションでは、学生たちが実際に行ってきた活動や、その中で感じた葛藤、地域のリアル、そして若者が地域と関わることの意味が共有されました。一方、登壇した企業経営者たちからは、地域を次の世代につなげるための本音や期待が語られ、「若者を受け入れ、共に街をつくる姿勢」の大切さが浮かび上がりました。

学生と地域が対等に関わりながら挑戦を重ねる姿は、これからの函館の可能性を感じさせるものであり、「学生が動くことで街が変わる」ことを実感させる貴重な90分となりました。