令和4年から学習指導要領の変更に伴い「探究の授業」の実施が全国の高校で始まっています。福島県では震災復興の観点から、いち早く未来の地域を担うための探究の授業を企画実施し続けてきました。どこの地域でも子供の数が減っている昨今、福島県立ふたば未来学園の取り組みから、未来のための活動の取り組みを考えてます。
【トークセッション】-エデュケーション- 「高校の探究活動を活用して、未来の街をつくっていこう!~福島県浜通りの復興支援活動から考える~」
- 日時:10月12日(土)15:30~17:00
- 会場:公立はこだて未来大学 デルタビスタ(4階)
- 登壇者:
- 林 裕文(福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校 教諭/企画研究開発部主任)
福島県生まれ。大学の教育学部を卒業後、地理歴史・公民科の高校教員となる。2018年よりふたば未来学園高校へ異動し、2021年より企画研究開発部(探究学習を統括する部署)の主任となる。同校勤務7年目。高校『世界史探究』教科書執筆者でもある。 - 塩村 亮(市立函館高等学校 教諭)
市立函館高等学校で、総合的な探究の時間や、函館や道南地区をフィールドにした学校設定科目 函館学の企画運営に取り組んでいます。地域の様々な方と協働し、生徒の探究的な学びをサポートするため日々、悪戦苦闘しています。 - 大室 果瑚(一般社団法人いとのこ 代表理事)
大学進学をきっかけに北海道函館市に移住。在学中には、「同世代との共同生活」と「地域での表現活動」をテーマにした大学生向けシェアハウスを立ち上げ、運営に携わる。また、高校生や大学生が「自分らしく社会で生きる」ためのサポートを目的とした教育団体も設立。卒業後も函館市を中心に、高校生/大学生のプロジェクト活動やインターンシップのコーディネートを行い、一人ひとりの可能性を引き出し、表現するための環境づくりに取り組む。
- ファシリテーター:江口彰(特定非営利活動法人いきたす代表理事)
1975年旭川生まれ。北海道大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。学生時代の課外活動を実践研究するため同大学で短編映画制作や映画祭など多数のプロジェクトを創設。大学生に向けてPBLを駆使した活動を中心にキャリアに関する教育活動を手がけ、2011年より北海道で「カタリ場」の授業を開始。これまで全道各地で累計3万人以上の生徒に授業を届け、近年は高校の「探究の授業」の実践も展開。 - 定員:50名(先着順)
※観覧無料、申込不要